はじめての競馬

競馬を始めようとした人が競馬を始めるために調べたまとめ

単勝・複勝・ワイドってなに?

単勝複勝、ワイド、という用語は、馬券の買い方の種類となります。

まず基本として、馬が背負っている番号を『馬番』といいます。馬の背中に垂れ下がる幕に書いてある番号です。基本はこの番号で馬券を購入することになります。
また、カラーの新聞を見ると馬の名前が書いてある上に、黒、青、ピンクなど、カラフルな色がついていると思います。白黒の新聞では黒、青など書いてあります。
これが『枠』というものです。この枠の番号でも馬券が買えます。
騎手のカラフルなヘルメットは、この枠の色と連動しています。
これらが、馬券を買う上で重要な番号となります。

例として、基本的な見方をお教えします。

  • 例:1着―5枠10番の馬
  •   2着―1枠2番の馬
  •   3着―8枠17番の馬 という決着がついたレースがあったとします。

単勝(たんしょう):1着になる馬を当てる買い方です。 
この場合の当たりは【10】です。
複勝(ふくしょう):上位3頭に入る馬を1頭選んで当てる買い方です。3着以内なら当たりとなります。単勝より当たりやすい分、オッズは低くなります。
この場合の当たりは【2】と【10】と【17】です。
③ ワイド(わいど):上位3頭に入る馬を、2頭選んで当てる買い方です。
この場合の当たりは【2―10】と【10―17】と【2―17】です。
馬連(うまれん):上位2頭の馬を当てる買い方です。この2頭は、順位が入れ替わっても当たりとなります。
この場合の当たりは【2―10】です。
馬単(うまたん):上位2頭の馬を、順番まで当てる買い方です。この2頭は、順位が入れ替わったらハズレとなります。馬連より難しいので、オッズも高くなります。
この場合の当たりは【10―2】のみです。
枠連(わくれん):上位2頭の馬の、枠の番号を当てる買い方です。この2頭は、順位が入れ替わっても当たりとなります。
この場合の当たりは【1―5】です。
⑦ 三連複(さんれんぶく):上位3頭の馬を当てる買い方です。この3頭は、順位が入れ替わっても当たりとなります。
この場合の当たりは【2―10―17】です。
三連単(さんれんたん):上位3頭の馬を、順番まで当てる買い方です。この3頭は、順位が入れ替わったらハズレとなります。当てることが難しいのでオッズも高くなります。
この場合の当たりは【2-10-17】のみです。
馬連三連複などの『連』は、着順が入れ替わっても当たり。
馬単三連単などの『単』は、順位が入れ替わったらハズレです。
まずはこの買い方を覚えてください。

上級者になると、「フォーメーション」や「ボックス」という買い方をします。
例えば『4頭3連単ボックス』というものを買おうとすると、勝ちそうな馬4頭選んだ中であれば、どの組み合わせで3連単が来ても当たりという買い方です。
4頭が上位3頭になる買い方は1-2-3、1-3―4…と、算数のように計算していくと24通りになります。1つに100円を賭けたとして、2400円を一気に買う事になります。
これが5頭3連単ボックスであれば60通りで、100円ずつ賭けたら6000円です。200円ずつなら12000円、となります。
3連単を自分が選んだ馬で沢山買いたい人におススメですが、3連単でも人気があれば、オズが低く、100円が1000円にしかならないこともあります。
6000円買ったのに1000円では大損ですね。
こういった当たり馬券なのに損をすることを『トリガミ』といいます。

馬券は必ず当たれば儲かるというものではありません。
また、案外計算能力も必要になります。
オッズやデータを読んで、損の少ない買い方をする人がいいのかもしれません。
まずは当てやすい単勝複勝を購入し、慣れてきたら色々と購入をしてみましょう。